つくりつづける




2年前、HACOをオープンするにあたって、
自身で制作するものに新風をもたらすようなアイテムをつくろうと
試行錯誤し出来上がったカバンが、
今やTORORUの定番アイテムとなった帆布のショルダーバッグ。
嬉しい事に大阪近隣のみならず関東にも、
この2年間で200個近いこのバックが旅立っていきました。
感謝感謝です。


イベント出展を期に、本格的に布小物を制作しはじめてまる5年。
カバンや小物は作るものの、ロックミシンがないという理由で、
洋裁を勝手に諦めていたわたし。作りたい気持ちで頭はいっぱいな筈なのに。
そしてとうとう今年の年頭におもいが募り「洋服を作ってみる!」
なんて抱負を掲げたもんだから、その事がいつも頭の片隅にいすわる。
6月、満を持してやってきた洋服作りは、とてもきれいなターコイズブルー
スカートとの出会いがきっかけでした。
はじめてきちんと仕立てた第1号がグレーのギャザースカート。
つづいてサルエルパンツにバージョンアップしたライトエプロン。
どれを縫うのもロックミシンがないぶん、見えない所の始末が大変で。
でも以前より裁縫の知恵が自ずと身についたよう。ミシンがけも上達したみたい。
胸を張ってお客さまにお出し出来る仕上がりに、自分でもビックリでした。(自画自賛です)
それもこれも、同じ帆布ショルダーをたくさんたくさん作れたおかげなんだなと
強く心におもうのでした。


嬉しい事に、私が毎日着けているお気に入りのライトエプロンが、
食に携わる活動をされてる方々や素敵な作家さんから次々とオーダーをいただきました。
色んなシーンで着用くださる姿をおもうたびに、胸がキュンとなります。


ぼろぼろになっても可愛がっていただける様に、これからも丁寧に丁寧に仕立てよう。。