おさがり
ミシンと過ごしている時間が長い今日この頃。
最近の私は、ミシンとかなり相性がいいみたい。
メイが私のおなかの中にいたちょうど今時分、
トーさんとハルと私とで自転車に乗っかって、
大和川の河川敷でやっていたフリーマーケットに出かけ、
とっても感じが良いくてスタイルの良い女の子が売りに出していた
タイトなラインのセントジェームスのボーダーシャツを買った。
そんな女の子からのおさがりだったからか、
お気に入りで、よくそのボーダーシャツを着ていた。
感じの良かった女の子が着ていた、ボーダーシャツ。
その女の子から私へ、おさがりボーダーシャツ。
そんなシャツの袖と裾をカットして、裾の脇を少し割ってみた。
すると・・・
次は私からハルへ、おさがりボーダーシャツに。
「このしましまお気に入りやねん!」なんて、
メチャクチャかいらしいことを言ってくれる息子。
書道の時間に、すずりで墨を一生懸命すっていた時につけたらしい墨汁が、
ハルらしさでいっぱいの、世界でひとつしかないシャツに様変わり。
ひとつのものが、時間をかけながら形を変えつつも
愛着を持って受け継がれていく様に幸せを感じるのは、
私だけでしょうか・・・。
私が作ったものも、このしましまみたいに愛着を持ってもらえたら、
ほんとに幸せだな。
あさって10月3日から、
38_works.さんで「そっけないかばん展」が始まります。
シンプルな形のものが多く、
素材も個性の強いものが少ないので、
どのようなスタイルにも馴染みやすいと思います。
tororuのかばんたちが、
使ってくださる人好みのカタチに変えてもらえたら、
とても嬉ししいです。
時間が合いましたら
柔らかいひかりと空気に包まれた38_works.さんへ
ぜひお越しくださいまさ。